図工ヒント
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【第2回】
ポリチューブ容器のひみつ

更新日:2023.4.26

ポリチューブ

ポリチューブの特徴を知ることで効果的な使い方ができます。

普段、授業で何気なく使っているチューブに入った絵具ですが、実はここに至るまでに長い歴史がありました。
18世紀ごろにはなんと!豚の膀胱が用いられていただのです!
豚の膀胱に入れて絵具を持ち歩けるようになるまでは、外で風景を描く場合も屋内にスケッチを持ち帰り塗っていましたが、
持ち運べるようになったことで、外で風景を見ながら塗ることができるようになりました。
そして印象派といわれるような作品が生まれました。

錫チューブ記事

時代は移り変わり戦後はチューブの原材料として安価で安全性のある錫と亜鉛が使用されることとなりました。
その後、平成に入り錫のみのチューブが採用されていました。
ぺんてるでも錫のチューブで販売していた時代があったんですよ!


錫チューブ古= 錫チューブ=
2_all

その後、ラミネートチューブも開発、発売されましたが
ぺんてるの主力はポリチューブ入りの水彩えのぐ エフ水彩!
そんなエフ水彩の特徴は・・・・

1.キャップをなくさないワンタッチキャップ
 キャップは細口・太口に対応。

2.子どもの力でも絞り出しやすいソフトチューブ

3.国際玩具安全基準※をクリアしたチューブ

 ※国際玩具安全基準(ISO8124)の重金属溶出(Part3)


最近ではチューブに抗菌剤を配合した「クリーンえのぐ」も登場。
「クリーンえのぐ」はSIAA認証取得の抗菌チューブ!
えのぐのチューブに銀系無機抗菌剤を使用しているので、チューブについた菌の増殖を抑制する
ことができます。抗菌製品技術協会が制定した抗菌のシンボルマークであるSIAA抗菌マーク認証を
取得しており、抗菌機能と安全性基準をクリアした製品とされています。

クリーンえのぐ= SIAA=

チューブもどんどん進化しています!
これからも新しい商品を楽しみに待っていてくださいね!

次回は「染料と顔料ってどう違うの?」についてご紹介します!
お楽しみに!

協力 ぺんてる株式会社

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