図工ヒント
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【第6回】
クレヨンとパスが得意なこと
(混色・重色・技法)

更新日:2023.6.26

それぞれの材料の特性を知ることで作品にも変化が生まれます

クレヨンとパスって似ているけど実際何が違うのか気になったことはありませんか??
実は同じ下記の材料からできています。

①色の素である顔料
②棒状に形づくるワックス(ろうのようなもの)
③色を定着させるオイル(油)
同じ材料からできていますが配分を変えることでクレヨン、パスになるんです!
材料=

 クレヨンは固形のワックスを多く含みます!
 ややかための描き心地で線描きが得意です。
 そのため先が鉛筆のような形状をしています。
クレヨン=

 パスは液状のオイルを多く含んでいます!
 柔らかめの描き心地で面塗りが得意です。
 そのため円柱のような形状をしています。
パス=

かたさが違うことで、得意な技法にも違いが生まれます。
クレヨン= パス=

重色・混色を生かした技法もチェックしていってくださいね!
作り方= 作り方=

クレヨン・パスの違い、ぜひ授業の参考にしてみてください!

次回は「えのぐはどんな材料からできているの」についてご紹介します!
お楽しみに!

協力 ぺんてる株式会社

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クレヨン

パス