

【第10回】
アクリルえのぐの特長
更新日:2023.9.26
紙以外にも描けるアクリルえのぐの特長を知ろう!
雨にも風にも負けないアクリルえのぐってどうやってつくられているか気になりませんか。
今日は耐水性、耐光性に優れたアクリルえのぐの作り方を紹介します!
まずは 第7回のおさらいです!
えのぐは大まかに4つの原材料からできています。
①顔料:えのぐの色の素となる粉
②のり:顔料を紙面に定着させる役割
③水:のりを溶かす役割
④防腐剤など:えのぐにカビが発生するのを防ぐ役割
②ののりの成分にアクリル樹脂という材料を使用したえのぐがアクリルえのぐとなります。
アクリル樹脂のイメージとしては木工用接着剤です!(接着剤そのものではありません)
接着剤も乾くと水に溶けないですよね!同様のイメージでアクリル樹脂使用したえのぐは耐水性があります。
アクリルえのぐは一度乾くと水に溶けないので屋外に展示する作品にも使用することができます!
また一度乾いた部分に別の色を重ねても混ざらず濁ることもありません!

乾くと水に落ちない便利なえのぐですが、アクリルえのぐを使った際は完全に乾いてしまう前に筆やパレットを洗いえのぐを落とすなど取り扱いには注意が必要です!
ぺんてるのアクリルえのぐは個人向けの「アクリルガッシュ」のほか、
共同制作向けの大容量「スクールガッシュ」もあり使用環境にあわせた使い分けが可能です!
文化祭シーズンの必需品アクリルえのぐを使ってイベントを一緒に盛り上げましょう!!
次回は「クレヨン・パスができるまで」についてご紹介します!
お楽しみに!
協力 ぺんてる株式会社